澤田 誠

建設業の職人の父の働く姿を見ていて憧れの気持ちをもつ
小学生のころはとても活発で身体を動かし遊ぶことが大好きでした。
父が建設業の職人をしていたこともあり、子供の頃から建物には興味はありました。
中学生の頃、建設会社に職業体験をすることで建物を作る楽しさを知り更に建設業に興味を持ちはじめました。


入社して何も分からない自分と向き合い 
入社当初は、材料の名前も分からずよく先輩に怒られていました。
自分が思い描いていた仕事とは違ってめげてしまうこともたくさんありましたが、その時には自分を振り返り、なぜ怒られたのか自問自答し、自分の無知のために怒られていることに気が付きました。
自分から進んで先輩に質問し、勉強することで克服していきました。


土工事の基礎を職長や先輩に教わる 
多くの土工事の現場に携わり、コンクリート打設など構造物を造る工事を中心に学びました。
職長や先輩から多くのことを教わりました。

▲コンクリート打設工事


資格を取得し、任される仕事が増える 
責任を伴う現場を任されるようになり、後輩へ教えることも増えていきました。
自分が先輩に教わってきたことを少しでも後輩のために役に立てられたら よいと思い始めました。

●玉掛け技能講習
●足場の組立等作業主任者技能講習
●職長・安全衛生責任者教育講習
●地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習
●型枠支保工の組立て等作業主任者技能講習
●建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者技能講習


TURNING POINT!
深谷組・新国立競技場を任され さらに自信につながる 
2020年 東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の建設に携わり、仕事の技術はもちろん人との関わり方も学びました。
新国立競技場は、多い時は約4000~5000人が働いています。4工区もある広い現場です。

自分の仕事は主に、コンクリート打設、場内整備、根切りなどです、多くの業種の人と関わりをもちながら工程は進んでいきます。
自分は、人見知りがありますが、なによりもコミュニケーションを大事にしました。
また、分からないことはすぐに聞くようにもし、現場代理人さんにとてもよくして頂きました。

コンクリート打設の際は、空隙の多い構造物の不良部分(ジャンカ)ができないように心がけ作業しました。
他の作業の際も二度手間にならないように段取りを考えたり、そして、なによりも事故怪我がないように安全第一で作業を進めました。
作業が進み徐々に建物ができていき、困難にぶち当たる時もありました。
特に印象に残る作業は台風の中、風散養生をしたにも関わらず、木が倒れてしまったことは忘れられません。
そのようなことを乗り越え、現場で一緒に働いた仲間たちと建物が完成させた時はとてもやりがいを感じました。


自分のスキルアップ・若手を育成していきたい 
まだまだ 分からないとも多々ありますが、自分のスキルを磨いて活躍できる場を広げていきたい!
新入社員に作業などを分かりやすく説明し若手を育成していきたいと思っています。


鳶(とび)工に挑戦していきたい! 
鳶工事の経験がまだまだ浅いので、今後は大いに挑戦していきたいと思っています。